01.24.01:52 [PR] |
11.14.17:23 東映京都撮影所 |
今月23日に、第3回の福井映画祭が開催されます。
2年連続で、特別審査員をお願いしている、田中光敏監督に今回もお願いしていたのですが、台湾ロケが入ってしまい、来鯖していただくことが出来なくなってしまいました。
そこで、先日ビデオレターでの参加をお願いしたところ、快く受けていただき、現在撮影中の映画「火天の城」
映画『火天の城』公式サイト の現場へお伺いしました。
場所は、京都 東映太秦映画村に隣接する東映京都撮影所。。。
元々は、京都撮影所が、時代劇の斜陽に伴い、70年代に映画村として子会社化したものなので、京都撮影所の一部ですね。町並みなど、見て楽しめる部分を映画村としたわけです。
太秦映画村のホームページでも、「火天の城」撮影スケジュールが入っています。
それに比べて、京都撮影所は、大きな倉庫(ステージ)が19あります。敷地的には、映画村の2倍。。
その中でも、最も大きいステージ11(間口20m奥行き40m)にセットが出来上がっていました。
中央の太い柱、60cm角はあるだろうか??それが2本、、1本数百万。。
宮大工さんが実際に組み立てて、演技指導も宮大工さんが行う。。ま、当たり前ですけど。。
この映画は、織田信長の安土城築城の話で、主役はその建築の指揮を執る棟梁(西田敏行)と、家族、、の人間ドラマです。
築城に3年、3年後に消滅した幻の城。5層7階建ての撮影には、本物の木組みプラス特撮が必要ですから、建物の裏は、すべてグリーンバックになっています。
実際には、建物の中は複雑な構造となっているので、人の立つ位置をコンピューーターグラフィック処理をした時に、つじつまが合うように、常にコンピューター上で確認しています。
この方、3丁目の夕日のメインCGスタッフらしい。。。めちゃ若い。楽しそうに操っていました。
撮影監督、美術スタッフ、CGスタッフを紹介され、、、(そこまでしていただかなくても、、)こちらも緊張。
撮影所のセットの説明を監督から聞いていると、「時間あるの?」「見ていく?」
何を?今から撮影が始まるから、良かったら見て行ったら。。。「もちろん見学します!!」
役者さんが入ってくる(当然、下から順番に)前田健が、入ってきた。。入り口で紹介されたが、時代劇衣装にメイク、、分かりません。あやや、からは想像できないまじめな顔、、当然です。
最後に、西田敏行!!登場! 「おはようございます!」が響き渡る。。
さすがに、大物のオーラが漂う。。。
何度か、リハーサルをした後、本番行きますの掛け声。。。。100人近く居るスタッフに緊張が走る。
「カメラ・・・・・・・スタート」 水を打った静けさ。。。 会話がなく、西田さんがノミを入れるシーン。。
二日酔いで、お腹の調子が朝から悪かった私は、緊張で、お腹が鳴りそう。。。
今、鳴ったらどうしよう~。。。こんな事を考えている時点で、失格です(笑)
何度かの、本番シーンを見学させていただき、帰ってまいりました。
「田中組」の表記がいたるところに、、映画ってやっぱり監督なんだよね~総制作費10億円。。。
滋賀県でロケ、淡路島には実際に石垣を建設しロケ、そしてここ京都、21日から1週間は、このお城の建築に必要といわれた、樹齢2000年以上の檜を求めて、台湾へロケ。当時は樹齢2000年以上の木曽檜が在ったらしいが、現在日本には無いためらしい。。
映画は、まさしく総合芸術。。。わずか1日だけでしたが、プロフェッショナルな現場は、緊張感が違います。
中途半端な、自分を、、どう見つめ直しましょうね~? 出来てりゃ苦労しないかな(笑)
田中監督ならびに田中組のみなさん、東映の関係者の皆様、クリエイターズユニオンさん、お世話になりました。
無題
2008年11月15日土
凄いー映画の裏側などについて興味あるので・・監督や大物俳優などと、親交があるなんて・・凄いー人なんですね・・わたしなんかとてもとても近寄れない身分ですが、映画のこと感動しますのでこれからもよろしく。感謝
無題
2008年11月15日土
素人でも大物といわれる御仁にはオーラが感じられるもののようです。
少なくともブログ管理人には何がしのオーラーが出てることでしょう・・
それにわたしは感動します。感謝
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