01.22.19:52 [PR] |
01.22.17:05 市民主役条例 その2 |
明日の土曜日にまちづくり実践講座が開催されます。
講演後にパネルディスカッションがあり、そこに私が参加することになりました。。。
ん~、、参加していいのだろうか? 市民主役条例は、ただいまパブリックコメントを受け付けている最中ですので、それに合わせて実施するようです。
前回ブログは、条文そのものの中身については触れませんでした。。
中身については、正直なところ突っ込みどころ満載で書ききれません(笑)
細かいところも、気になるのですが、、、、それ以前の問題のような気がします。
最大の問題は、目的を達成するための基本理念となっていないことです。
目的が正しいのか? 基本理念以降の条文が正しいのか?
まず、読んでみて下さい。「前文はかなり省略しました。
仮称)市民主役条例 案
「前文」 (省略)。。ここに市民の参加と協働で、未来への夢と希望が広がる鯖江をつくるために、この条例を制定します。
「目的」 この条例は、市民が市政に主体的な参加を果たし、未来に夢と希望のもてる鯖江の実現に向け市民と市が共に汗を流すという意志と、それを実現するために市の施策の基本となる事項を定めることにより、自分たちのまちは自分たちがつくるという市民主役のまちづくりを進めることを目的とします。
「基本理念」
1 わたしたちは、まちづくりの主役は市民であるという思いを共有し、責任と自覚をもって積極的にまちづくりを進めます。
2 わたしたちは、まちづくりの基本は人づくりであることを踏まえ、それぞれの経験と知識を活かし、共に学び、教え合います。
3 わたしたちは、自らが暮らすまちのまちづくり活動に興味、関心を持ち、交流や情報交換を進めることで、お互いに理解を深め、協力し合います。
4 市は、協働のパートナーとしてまちづくりに参加する市民の気持ちに寄り添い、その意思を尊重するとともに、自主自立を基本とした行政運営を進めます。
前文の締めの言葉と、ほぼ同じ単語を使い、目的をうたっています。
目的は、明確です。「未来に夢と希望のもてる鯖江の実現」です。
それを実現するには、
「市民が市政に主体的な参加を果たす」 事と、「市の施策の基本となる事項を定める」 事により
自分たちのまちは自分たちでつくり、、、実現できると、目的を明確にしているにもかかわらず、この2項目は 基本理念のどこに反映しているのでしょうか?4番目は、行政からの立場だとすると、1~3の基本理念に, 「市政」 「市の施策」 という言葉も、それらしき言葉も行動も出ていない。
目的と、基本理念がここまで離れてしまっていて、なにをコメントすればいいのでしょうね?
まさか、目的を変更するなんて、聞いた事無いし。。。
目的が明快なだけに、基本理念以降が「有耶無耶」に成っていく。。。
明日は、上記と同じ質問をしてみようと思っています。
結果は、明日報告いたします。。。
?? 僕の方が、おかしいのでしょうか? 不安になってきました。。。
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