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  • 04/26/18:09

07.10.09:51

記号化 その2

記号化、、続きですが、たぶん事実と違います。自分の思い込みです。。

日本には「絵描き歌」という文化があります。歌にあわせて、山や、雲を書きながら、「あっという間に、○○○○○のできあがり~という遊び。
記号を組み合わせる。そして、きわめてシンプルな線で作られた、極度にデフォルメされた絵を提示する、という遊び。むかしよく書いた、「へのへのもへじ」も近いものがリますよね。グラフィックというものを、シンプルな記号の組み合わせで成立させることが、子供を楽しませるための遊びにまで、ちゃんと浸透していることが、凄かったりします。
出来上がって絵は、もちろんリアルではない。でも、そんなリアルじゃない絵を、違和感なく受け入れているわけですよ。他にも、折り紙なんかも、鶴を記号化しているからこそ、出来上がった文化なのでしょうね。たしかに、海外ではうけます。よく使わせてもらいました。海外に折り紙が無いことのほうが不自然に感じませんか?
なにしろ、日本語の文字そのものが、風景の記号化ですから。だからこそ。日本では、「絵画」と「書」が、同格の芸術品として評価される国になったりしたのでしょう。書の芸術性は、漢字の国の特徴だと思うが、中国のそれとは、少しニュアンスが違うようにも感じます。どこが?って聞かれると応えられませんけど。日本の書の文化は凄いことに皆さん気づいてますか?私の姉、母。、妻の父、は書道家です。書の文化恐るべし、この話も長くなるので、、又の機会に、、
また、マンガという文化が、日本で、極度に発展したのは、けっして偶然ではないと思います。「絵」と「文字」が混じり、物語を表現する、という技法は、日本文化に、そういった特性があるからこそ、誕生したのでしょう。アメコミなどと比べると、明白ですよね。文字の使い方が、やっぱり違う。たとえば、アルファベットというのは、もちろん文字ではあるのですが、画像が記号化されたものではありません。あれは、音声です。あれは、表音文字ですよね。だから、アルファベット文化圏の人は、グラフィックを記号化しない。むしろ、音声を記号化します。その証拠は、インターネットの掲示板などを見れば、一目瞭然ですよね。。って読めませんけど(笑)日本人は、グラフィックを記号化しています。顔文字、絵文字ってやつです。笑顔のグラフィックを、(^^) のように、記号化してしまう。これって、日本人って、、と思うところが文化なのでしょう。
漢字の理屈で行くと、中国などは、記号化が進むべきですが、日本と最も違うのは儒教のせいいじゃないかな。詳しくは知らないですが、儒教文化圏では、なによりも価値があるのは、「事実」です。「作り物」は、価値が低い。だから、そこから小説は生まれにくい。
中国文学は、史実をもとにした物語が主流になります。三国志などが価値あるものとして、愛されるからです。日本は、あの時代から紫式部や清少納言が、、あんあことこんな事をかけた国だから、、やっぱり面白い。

つづく

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