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  • 05/14/16:19

11.14.17:23

東映京都撮影所

今月23日に、第3回の福井映画祭が開催されます。

2年連続で、特別審査員をお願いしている、田中光敏監督に今回もお願いしていたのですが、台湾ロケが入ってしまい、来鯖していただくことが出来なくなってしまいました。

そこで、先日ビデオレターでの参加をお願いしたところ、快く受けていただき、現在撮影中の映画「火天の城」
映画『火天の城』公式サイト の現場へお伺いしました。

場所は、京都 東映太秦映画村に隣接する東映京都撮影所。。。

元々は、京都撮影所が、時代劇の斜陽に伴い、70年代に映画村として子会社化したものなので、京都撮影所の一部ですね。町並みなど、見て楽しめる部分を映画村としたわけです。
太秦映画村のホームページでも、「火天の城」撮影スケジュールが入っています。

それに比べて、京都撮影所は、大きな倉庫(ステージ)が19あります。敷地的には、映画村の2倍。。
その中でも、最も大きいステージ11(間口20m奥行き40m)にセットが出来上がっていました。
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中央の太い柱、60cm角はあるだろうか??それが2本、、1本数百万。。
宮大工さんが実際に組み立てて、演技指導も宮大工さんが行う。。ま、当たり前ですけど。。

この映画は、織田信長の安土城築城の話で、主役はその建築の指揮を執る棟梁(西田敏行)と、家族、、の人間ドラマです。
築城に3年、3年後に消滅した幻の城。5層7階建ての撮影には、本物の木組みプラス特撮が必要ですから、建物の裏は、すべてグリーンバックになっています。

実際には、建物の中は複雑な構造となっているので、人の立つ位置をコンピューーターグラフィック処理をした時に、つじつまが合うように、常にコンピューター上で確認しています。

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この方、3丁目の夕日のメインCGスタッフらしい。。。めちゃ若い。楽しそうに操っていました。

撮影監督、美術スタッフ、CGスタッフを紹介され、、、(そこまでしていただかなくても、、)こちらも緊張。
撮影所のセットの説明を監督から聞いていると、「時間あるの?」「見ていく?」
何を?今から撮影が始まるから、良かったら見て行ったら。。。「もちろん見学します!!」

役者さんが入ってくる(当然、下から順番に)前田健が、入ってきた。。入り口で紹介されたが、時代劇衣装にメイク、、分かりません。あやや、からは想像できないまじめな顔、、当然です。

最後に、西田敏行!!登場! 「おはようございます!」が響き渡る。。
さすがに、大物のオーラが漂う。。。

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何度か、リハーサルをした後、本番行きますの掛け声。。。。100人近く居るスタッフに緊張が走る。

「カメラ・・・・・・・スタート」 水を打った静けさ。。。 会話がなく、西田さんがノミを入れるシーン。。
二日酔いで、お腹の調子が朝から悪かった私は、緊張で、お腹が鳴りそう。。。
今、鳴ったらどうしよう~。。。こんな事を考えている時点で、失格です(笑)
何度かの、本番シーンを見学させていただき、帰ってまいりました。

「田中組」の表記がいたるところに、、映画ってやっぱり監督なんだよね~総制作費10億円。。。

滋賀県でロケ、淡路島には実際に石垣を建設しロケ、そしてここ京都、21日から1週間は、このお城の建築に必要といわれた、樹齢2000年以上の檜を求めて、台湾へロケ。当時は樹齢2000年以上の木曽檜が在ったらしいが、現在日本には無いためらしい。。

映画は、まさしく総合芸術。。。わずか1日だけでしたが、プロフェッショナルな現場は、緊張感が違います。

中途半端な、自分を、、どう見つめ直しましょうね~? 出来てりゃ苦労しないかな(笑)

田中監督ならびに田中組のみなさん、東映の関係者の皆様、クリエイターズユニオンさん、お世話になりました。
 

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11.07.09:46

ナナ・イロ コンサート

先日、鯖江市文化センターで、開催されたことは、多くの方のブログに書いてあることなので、ご承知の方も多いと思います。

たつや実行委員長、お疲れ様でした。(一番好きな写真を、無断拝借。。許してね~)
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今回の、コンサート。。たつやさんのお庭で開催されたのが、7月末、、わずか3ヶ月で作り上げてしまう、企画力と、実行力に、感服いたします。

日ごろから、仲間を大事にしているから成しえることで、幾らがんばっても普段の生活で作り上げたものが無ければ、到底不可能だろうと思います。

チラシなどを見ていただければ、分かりますが、7人7色実行委員会とともに、Comfortさばえも共催とさせていただきました。

今回の話を最初に、いただいた時は、正直なところ時間が無いこととと、実行委員会組織が見えない(わかってはいましたが。。)で、理事会の中でも、、、へ~凄いな~ ・・・・・という、リアクションでした。私もですが。。。

ところで、入場料金 1999円 なんじゃそれ~  ですよね。

ここ、鯖江市文化センターは、私たち(特)Comfortさばえ が、指定管理者として、鯖江市の施設を運営していますが、基本的なルールは、条例で定められていて、もちろん使用料も、備品の貸し出し料も、決まっています。大ホールを含めた、使用料金は、営利を目的とすることだけで、2倍になります。
そして、入場料金が2000円を超えると3倍になります。

たつやさんが、この料金設定を決めた事は、、よくわかりますよね。
みんなが、そうされると困りますけど(笑)

ただ、文化センターから、すばらしい文化の発信が出来、多くの市民がそれを享受出来るであろうと思える、事業については積極的に、共催という形で協力させていただこうと思っています。
料金設定を決定してしまった後でしたけど、理事会において共催事業とさせていただくことに決めました。

市の施設ですから、当然、鯖江市が使う時や、警察、消防、学校などや、鯖江市が認める団体、事業については、鯖江市が減免という形で、料金を肩代わりします。

私たち、Comfortさばえの自主事業(主催、共催)は、支払先と、受け取り先が同じなので、料金がかからない。(実際には発生していますが。。)
今回の、コンサートについては、共催事業という形で、会場使用料を免除する形で協力させていただきました。
当然、プロのコンサートだし、所属プロダクションもありますが、大きなポイントは、市民による実行委員会組織があり、多くの市民やボランティアの方が参加すること。。そして、多くの方が来ていただけるのか?
が、ポイントです。

もしも、このような形で、企画していたり、企画したいことがあれば、ご相談してください。
ご協力できることは、させていただきます。。

ただ、たつやさんでさえが、遠慮してしまうところを見ると、、言いづらいのかな~
敷居を高くしているつもりは無いのだけれど、、天狗になってるかな~ちょっぴり反省。。

10.26.18:26

芝居

先日、鯖江市文化センターで、お芝居があった。

松竹さんの「罠」という芝居です。
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池畑慎之介、川崎麻世、上条恒彦、、、
お芝居で、サスペンスものは、初めてでした。
とはいえ、ピーターのしぐさには、笑いも誘い、前半1時間50分を時間を感じさせずに進行する当たりは、よく出来ている脚本です。
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今回は、アルプスの山荘というセッティングだったので、舞台(大道具)を楽しみにしていました。
ドアが4枚ある。小さな舞台に4枚のドアを違和感無く配置されている。
左から、2回へ上がるドア、バルコニーへ出るドア、玄関ドア、キッチンへつながるドア、

バルコニーが良く出来ていて、あたかもガラスが入っているよう。。外部の光を使って、夕方、夜、早朝、をたくみに演出されていました。
ただ、何度も組み立てたり、ばらしたりを繰り返している割には、全員が図面も持たず、走り回り、大声を出すあたりは、機械屋にとっては、無駄が多すぎるように感じます。これは、松竹さんに限らず、コンサートなどでも感じますね。
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「虹のウエストサイドストーリー」でも、小道具を集めるのに、苦労したので、舞台を作る中で用意されているもののほとんどが本物だったのには驚きました。
大きなものは別にして、ソファー、チェアー、ステレオ、じゅうたん、、小さな家具は、なんでこんな重い家具を使うの??
ってくらい、本物でした。ボトル、グラスなども、遠くからはわからないと思えるかもしれませんが、高級感を出すには、、やはり本物なんですよね。
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なにって、一番うまかったのは、川崎麻世でしたね。
台詞は、一発本番。。サスペンスならではの、長い台詞は大変だろうと思いましたが、彼は完璧でしたね。
そして、うまい。。いや、予想以上にうまい。。
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ピーターが、ラストに、髪を上げ真っ赤なショートドレスになったときは、会場がどよめきましたね。。
こんなに、いい芝居なのに、お客さんが入らないのは、私たちの力不足なのでしょうが、、、
本当に、おしい。。5500円は、けっして安くは無い。。。だが、おしい。
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終了後、スタッフと記念撮影。。。私は、間に合いませんでしたが、
楽屋入りのときに、ピーターとお話をさせていただきました。。
TVと、同じ。。とってもフランクでした。。。でも、ちょっと難しい一面もありそう。。あって普通ですけどね。

いま、来年の芝居をどうしようか考えています。

次回は、もう少し若い世代を狙いたいですね。。

今考えているのが、紺野美佐子、藤谷美紀、遠藤久美子、西川峰子、風間トオル、、出演

どうですか~。。。私的には、、大好きなんだけどな~

10.09.09:54

スーパーニュース

先日の、「虹のウエストサイド物語 in sabae」が、TVニュース フジテレビ系の福井テレビ「スーパーニュース」で、放映されました。

「文化創造塾という、劇団」の表現には、たまげましたし、「NPO法人 Comfortさばえ」と、一言も無かったのには、、愕然としました。。

それでも、鯖江をアピールできたことには違いが無いので、、良かったかな?

他にも、数人インタビューを受けた子供たちは、、、がっかりしただろうな~

でも、TV的には、一人を取り上げないと、3分で、メリハリ付けれないのでしょうね。

見損ねた人は、チョット見ていただけると嬉しいです。



2年後にミュージカルをするとか、、、雑談的内容もピックアップされる、怖さがありますね。。。メディアって、

本来なら、映像はともかく、原稿くらいは事前チェックさせて欲しいものです。

主催は、NPO法人 Comfortさばえ の、「文化創造塾」ですので、よろしくお願いします。

今回の、子供たちを見ていて、ある事を思い出しました。。

国連児童基金(ユニセフ)が行った、先進国に住む子どもたちの「幸福度」に関する調査報告です。それによると、子どもの意識をまとめた項目で、「孤独を感じる」と答えた日本の15歳の割合は、経済協力開発機構(OECD)加盟25か国中29・8%と、ずば抜けて高かったのです。日本に続くのはアイスランド(10・3%)とポーランド(8・4%)ですから、日本は飛びぬけて多いことになります。

 世界で一番感じていない国は、オランダの2・4%で、イギリスは、5・4%、学力が高いといわれているフィンランドは6・2%、ドイツでも、6・2%です。

この、孤独を感じる。。。言葉にすると簡単だけれど、、、ものすごく不幸。3割の人が孤独な15歳って、、

自殺大国ニッポン。。最近の日本人、意見のぶつかり合いが、少なすぎます。衝突しなければ、良い人間関係だと思ってしまい、結果、孤独になってしまう。。

舞台練習を見ていると、子供たちのぶつかり合いにホッとする。。でも、大人は難しい(笑)

10.06.12:16

虹のウエストサイド物語 in Sabae  本公演

いかがでしたでしょうか?

私的には、充分満足いただけたのではないかと思っています。もちろん、内容的にも運営的にも、満点をつけることは出来ないとは思いますが、及第点はいただけたのではないかと。。。

ま、これはお客様が決めることですよね。
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プレ公演で、経験している歌や踊りは、、やはりリラックスして出来るようで、安心してみていることが出来ます。一つ一つの、ポーズに、集中していることがよくわかります。
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鯖江市出身の、斉藤さん(アニタ役)  いや~迫力です。藤原歌劇団。。一度観てみたいです。。
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れいなちゃん。。ここで育ってくれている一人。福井TVでは、紹介してくれるはずです??

TV放映は、明日7日(火)18時15分からのスーパーニュースで、3分程度らしいです。
突然の、インタビュー。。。あがってたかな?

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こちらは、山本団長。団員をまとめ、自ら出演しているのに、、、私からは小言を言われ、、お疲れ様でした。
舞台では、実際には、小学生、中学生、高校生、大学生、社会人が、入り乱れているのですが、身長が同じくらいになると、中学生と、30代は、区別がつかない(笑)

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最前列(青い服)のちびっ子は、リトルジュニア合唱団(幼児)なのですが、、、3歳くらいの子をステージに上げることは、非常に不安でした。本番も、やはり予測不能な動きをする子も居るし、、、
出るだびに、胃が溶けそうでした。。。
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今回、八木さん(照明)と演出家(大森さん)との、打ち合わせは、練習終了後、夜中の1時2時まで、、毎回続きました。照明による演出は、舞台の醍醐味であり、完璧に仕上げていただきました。
今回は、美術にも、、すこし凝ってみました。。ただ、舞台を作り上げる(1回きり)は、予算的に厳しい。
そんな中で、美術の工藤さんには、いろいろ手作りで、お願いしました。美術さんの、イメージスケッチは見ているだけでワクワクします。私も、ジェット団、シャーク団の看板レンガ。。。私が張りました。。
分からないだろうな~、発泡スチロールをレンガ状に切って、400枚、、張りました。。。努力は報われたか??????気づかないだろうな~。。見えるとは思えないところにまで、凝ってしまう。。
いや、それが出来無きゃ、、プロじゃないのでしょうね。
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休憩を挟み、3時間弱。。。よくぞ最後まで皆さん見ていただきました。。
今回は、芝居にかなり力を入れました。そのなかで、文化センターを拠点に活動している、「シアター近松」(劇団)さんに、ご協力いただけたのは、実に大きかった。。堀川さんをはじめ、ちかまつの皆さん、ありがとうございました。今回は、大人数である上に、場面転換が激しく、(18シーン)大道具の転換にも、ちかまつの皆さんの協力で、スムーズに行ったようです。
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衣装担当の青木さん、凄いです。。今回の衣装。。購入品はほとんど無く、、まったくないのかな?
すべて、手作りです。。小道具、写真の天子の羽根をはじめ、子供たちが持つ、物を、保護者の方が、練習を待つ間に、こつこつと、作っていただけました。
天使の衣装や、ハンドベル隊の衣装。。。かわいかったでしょう。。
どちらも、舞台裏では、早着替え。。。練習初期には、、間に合いませ~ん。。の声。。早くなりました。
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主役の二人、今回は二期会の若手さんにお願いいたしました。宮本さん(トニー役)、嘉目さん(マリア役)
宮本さんの、迫力の低音と、迫真の演技。嘉目(よしめ)さんの、どこまでも伸びるソプラノ。。。
しいて言えば、嘉目さんが、舞台メイクをしていたことが、、ちょっと残念。。。
ナチュラルメイク時の、美しさは格別です。。
練習から、まったく、妥協しない姿は、まじかで見ている子供たちに、どんな刺激を与えているのか。。。
想像することすら出来ません。お二人のファンになられた方も多いのでは??

オケピ(オーケストラピッド)は、客席からはほとんど見えない。。。
生音の迫力は、舞台に上がる子供たちを鼓舞する。ピアノ、電子オルガン2台、ドラム、パーカッション、マリンバ。。バーンスタイン作曲の難しいといわれる楽曲を、、子供たちに合わせる。。。
凄かったですね。。橋本姉妹をはじめ、みなさん、ありがとうございました。

そして、演出の大森さん、、あなたの情熱によって出来上がった作品です。感謝申し上げます。

09.28.01:22

虹のウエストサイド物語 in sabae

今年3月にプレ公演を行って、半年が経過しました。。。早いものです。

本番1週間前。いつもながら、間に合うのだろうかと冷や冷やする。
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23日から、演出家が鯖江入りし、毎晩練習が続いています。今回は、一昨年のライオンキングin sabae を上回る。。渾身の出来です。。日本中探しても、市民レベルのミュージカルで、ここまで出来ているところはめったにない。。らしい。。

練習は明日まで続いて、すぐに本番直前からまた始ります。100人が舞台に上がると、それを支える人たちはそれ以上になるのですが、それでも今回、2000円のチケットはなかなか売れない。

そう、作り上げることも大変だけれど、チケットを売ることも厄介です。

ミュージカルに限らず、イベントの成功には、その内容はもちろん、動員数が大きな要因になるし、予算内で収まることも、重要なことです。

私の立場上、気になる順序は、、何事も無く、、無事終えること、そして予算、内容、動員となってしまいます。

イベントには予算が必要です。その予算をどこから集めるのか。。イベント屋に限らず、営みをしているところ全てですが、イベントは一般企業の営利活動とは少し違う。

過去に、鯖江市が行ってきた、文化センター事業。。市民オペラ、、、昨年の鯖江オペラ塾の公演にしても、かなりの予算が必要です。500~1000万

今回のミュージカル総予算は、600万円を超えます。実行委員会や、保護者会では、出演できることへの感謝を忘れないでほしいと、伝えています。。

行政のおこなっている、事業や、イベントに参加されている人や、公共の建物を常に利用している人と、まったく利用していない人では、おおきな違いがある。

PTAでも、よく思ったものですが、学校や、部活動をうまく利用できる人と、そうでない人でも大きな違いがある。

では、600万をどこから集めるのか? 繰入資金が230万、150万を入場料、100万を会費、残り120万以上を
芸術文化振興基金、、なるところからの助成金で賄っています。

繰入資金は、Comfortさばえからの資金ですが、これは勿論、指定管理料であり、鯖江市からの資金です。
芸術文化振興基金も、、辿れば、文化庁、文科省、国の資金となるわけです。

ですから、税金を450万円つぎ込んでいるともいえます。。。な、わけで、、業者ではなく市民として、この事業に参加させていただけることは、、単にお金だけを取り上げても、恵まれていることなわけですよね。。

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今回の、チラシには関わっている一部の方の写真を使いました。もちろんプロの方、専門業者の方もおられます。本当に、破格のギャラで受諾していただいている方たちも多いです。

その方たちには、感謝の気持ちと、市民として関わっている私たちは、その恩恵を無駄にしないという気持ちをこめて。

舞台を構成する大きなファクターに、美術、照明、、というところがあります。。予算的にもかなり大きなウエイト
を占めます。 1/4程度かかります。が、そこが予算に収まらないということで、、、、バタバタしていました。

今日が、プログラム挨拶文の締切でした。。。それを書きつつ少しだけ思いました、、、、自分自身も恵まれていることには、、なかなか気付かないものです。。。。。何事もなく、、終われば、、、ですけどね。

あ、 残り少ないですが、、チケット有りますよ (笑)

09.09.18:07

恋の収穫祭

先週の土曜日、鯖江市の助成をいただいた事業、、出会い企画を実施した。

今回で3回目なのだが、、何度やっても反省することが多い。

出生率が、最終的な目的なので、結婚出産まで行かなければ意味がない。

その第一歩は、、出会いなのでしょう。

TV番組で、福井県の出生率の高さの裏にある、対策をいろいろ紹介していた。

ロシアでも、ベビーブームらしい。ロシアは分かりやすくて、子供が出来ると年収並みの手当てが出る。。

福井県の政策にも、3人目無料の政策が多い。。。ってTVでやっていたような。。

少子化対策が叫ばれる中で、政府はいろいろな審議会を設け、話しているが何の効果も無い。

以前から、3人目を躊躇する原因には、経済的な要因が大きいことは明白です。

3人以後の、子供の出産、保育園、小学校、中学校の教育費は無料にすべきです。それでも、食費も医療費などを考えれば、たいしたことは無い。

とはいっても、結婚しない、子供を作らない人が多いことも、事実です。

人生は人それぞれで、子供を作らないことも、当然の権利なのでしょう。ここまで出生率が下がった今、昔と同じような制度ではやはり、おかしい。

その権利を行使するには、それなりのリスクを伴う制度にすべきです。子供を育てる事には、大きなリスクを支払っているのだから。。

ただ、子供が欲しくてもできない、方々が多いことも事実です。真剣に悩まれている方が多い話題なので、コメントできませんが、ここまで、医療が進んでいるのに、、と、思ってしまいます。

生命の誕生、、神の領域 なのかな~

話が、いつまでたっても、本題に行きませんが、今回の事業は3回目にして始めて、アルコールを提供しました。縁日をテーマに、浴衣姿、、、、

やはり、アルコールの威力というのは絶大で、適度な量は、人を明るく陽気にさせ、時に大胆にアプローチできたり、腰が重くなって、、なかなか帰らなかったり。。。

アルコールの力で、ここまで生きてきた人間にとっては、アルコール抜きでは会話が続きません。。
視覚、聴覚、味覚、臭覚、、、チョット暗めで落ち着いた光、軽快な音楽が流れ、おいしい料理に、、、、、
おいしいお酒。。。

、、、、ちょっと、店を間違えてるかな。。(笑)

09.03.09:34

法人設立5周年

NPOという言葉が、使われだして十数年が経ち、NPO法人に関する法律が出来10年近く経ちます。

鯖江ではなんと言っても、「鯖江市民活動交流センター」の設立が大きなきっかけであったと思います。

NPO法人化は平成11年、今年で9年目?かな現在組織名を NPO法人 さばえNPOサポート と呼んでいます。私の周りでは、多くの方がなんらかの形で関わっているので説明の余地はありません。

私も2年目に事務局長として関わらせていただいたので、気持ちはこのセンターの卒業生のような気持ちです。

5年計画で立案した、「さばえみんなのフェスティバル」が3年で頓挫したことは残念ですが、よくがんばったのではないかと思っています。

平成15年春に、「文化センターを新しくする会」がNPO法人化を目指し「Comfortさばえ」に改名する総会が開かれました。

タイミング?巡り合わせ?ってあるものですよね。ボランティア活動も休んでいて、会社もIT不況をどうにか脱した頃、、経営的にはどん底を脱して安堵感を感じていた頃、某先輩から、「お前閑やろ~」「NPOって知ってるか~」   YES と応えて、5年目 「文化センターって知ってるか~」の応えは NOでしたけど(笑)
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表紙左上に、「法人設立5周年記念」控えめです。。。
今回は、この特別号、年6回出していますが、毎回、鯖江市全戸配布と関係箇所へ配布する、約22000部印刷します。  が、、、今回は記念号ということで、なんと、10万部印刷し、越前市、福井市の一部へ配布しました。
そろそろ、市外へのPRも、、、などと、、、、これにあわせるように新聞折込(鯖江市以外)の日に、FM福井、FBCラジオに職員が出演しました。

5周年の感慨深いところは、後日として、チラシとラジオの反応の多くは、売り切れ間際の「しまじろう」でした(笑)  「罠」 絶対面白いと思いますよ。

で、「しまじろう」現在は2階席しか残っていませんが、私、個人割り当てのチケット(1階席)がまだ数枚残っています。私の知り合いでは、年齢層が違うのかな~、、、違うに決まってますけど。。ハハ

もしも、ご希望する方が居られるようでしたら、メールください。プロフィールのアドレスへ

08.31.23:28

夏祭り

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先日、「夏のこいこいComfortまつり」「福井映画祭前夜祭」「恋の前夜祭、男性編」が開催された。

Comfortまつりは、年4回季節ごとに、いろんな事業をしている。特に地元密着、幼児を持つ家族に、手軽に参加できる、パフォーマンスを身近に感じてほしい。
生の事業は、TVや、ネットの世界とは違う事を実感してもらい、小さい時から舞台芸術や、文化センターを身近に感じてほしい。。。という思いから始めているお祭りです。

今回は、そのお祭りに、福井映画祭の前夜祭。。映画好きなら一度は思う。。野外映画。。これをバーベキューをしながら楽しみたい。。。実にシンプルな事業です(いいのかな?)

fce2b960.jpeg今回は、食べ物(焼きそば、焼き鳥、フランクフルト、かき氷)を福井映画祭のスタッフが担当。
売っているほうが多いのか?試食が多いのか?
終わった後の、バーベキューは食べれるのか?
余計な心配をしながら、作りだめ。










b13bbbab.jpeg福井映画祭の学生や若い人にはかき氷を担当してもらった。













097a0d6b.jpeg本当は、このパフォーマンスなども、今回は新たな取り組みとして、センター入り口のロータリー(屋外)で実施する予定でしたが、お天気が悪く、ホワイエでの実施となりました。











56738e29.jpegもじゃ先生?のシャボン玉パフォーマンスは、特別新しいものではないけれど、子供が参加できるところが、なかなか、うまい。

こどもの歓声はなかなか気持ちが良いものです。

時に残酷でもありますが。。。








29.jpg天気が、持ち直し最後は外で、、、このシャボンの中に入るのも、、単純だし、費用もかからないけど、順番待ちが出来る。。
これなら、私でも出来るかな~(笑)
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虹が出て、回復に向かう頃には、後かたずけの時間。


明日、中央中学校 吹奏楽部の定期演奏会があるため、先ほどまでリハーサルをしていた学生が出てきて、入口付近は大混雑。。
a4947209.jpeg日が暮れる頃からは、恋の前夜祭の参加者、
ソノーレウインドアンサンブルの練習。
さばえオペラ塾の練習と、来館者が多い。












ae784590.jpeg福井映画祭 有本実行委員長のあいさつの後、昨年度の応募作品を上映
同時に、バーベキューもスタート。。

炭火と映画。。。摩訶不思議な雰囲気です。

10時前には、ソノーレさんをはじめとする利用者の方々が、出てきます。

一様に「なにしてるの??」

そうですよね。バーベキューしながら外で映画見ている??
パッと見たら、映画かどうかも疑わしい。


疑わしい風貌の連中が見ているから、ますます疑わしい。。。でも、疑わしいくらいが楽しいものです。

















08.13.17:06

映画祭

先日、福井映画祭の実行委員会が開催されました。。
一昨年、昨年に、続き3回目を迎えます。昨年のブログでも書きましたが、昨年150本を越える応募作品が集まり、審査に充分時間を費やすことが出来なかったことなどを踏まえて、何点か変更しました。

作品を30分以内という規定を60分以内にした。出品料1000円が必要になった。という点が大きな違いです。

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この日の実行委員会には11名が参加。会場は福井大学、総合管理棟。。ということもあり今年も福井大学 映画部部長に実行委員長をお願いしています。

ただ、部員の数が、まだ少ないことや、夏休みを県外のふるさとに戻ってしまうなど、学生にも弱点はあります。福井映画祭の前身である、ジュニアシネマフェスティバルの実行委員長経験者なども加わり、映画祭について話を進めました。

映画祭といえば、最も歴史があるのは、「ベネチア映画祭」だし、その後の「カンヌ映画祭」が最も有名ですが、この頃は、やはり、リゾートでセレブが集まり映画を楽しんでいた。。。のでしょう。
終戦後、「ベルリン映画祭」「モスクワ映画祭」など都市型に移行していきます。

国内で映画祭といえば、「東京国際映画祭」が、NO1ですが、ゆうばり、広島アニメーション、山形ドキュメンタリー、、などの国際映画祭があります。

国際映画祭と呼ぶには規定があって、その規定に満たないものは、地域映画祭のカテゴリーに入ります。地域映画祭の数は、何百とあると思うのですが、先日、コミュニティーシネマ支援センターが、まとめた調査では、国内の、国際映画祭が36、地域映画祭は、67あります。福井映画祭も、調査に協力したのでのっています。

私たちが気になる点は多いですが、最も気になる、予算、観客動員数、日程などを見ると、おもしろい。

ダントツの東京国際映画祭の予算は、7億6千万円!!
地域映画祭の予算が最も大きいのは、高崎映画祭で、3千万円。福井映画祭は下から2番目の60万円。。。。。でも、予算を500万円以上あるところは、約半分の27映画祭ですから、少ないところも多い。

観客動員数は、福井映画祭。。。正直に100人と答えたら、、、最低でした(笑)笑っている場合じゃないのですが、、自主映画だけで、動員することの難しさは、実施する前からわかっていることです。

イベントを企画する、企業、団体、実行委員会経験者は、そのことに常に惑わされます。
時には、目的をはずれ、本末転倒な企画を実施してしまうこともあります。
外野から見ていると、、、そりゃないでしょ。。と思うことでも、目的がいつの間にか「動員」に変わってしまう。
TV局の、視聴率最優先。。みたいになる。
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では、福井映画祭の「目的」は、何なのだろう?

先日のYouTube では無いけれど、メディアの選択は広がり、芸術文化の発信も多様化してきている今、映像という、デジタルな世界を生で見る価値を考えてみる必要がある。

その前に、2001年に交付された、文化芸術振興基本法には、文化芸術をいくつかのカテゴリーに分けている。
芸術      (文学、音楽、美術、写真、演劇、舞踏、、、、)
メディア芸術 (映画、漫画、アニメーション及びコンピュータ等を利用した芸術、、、)
伝統芸能   (雅楽、能楽、文楽、歌舞伎、、、)
芸能      (講談、落語、浪曲、漫談、漫才、歌唱、、、)
生活文化   (茶道、華道、書道、、、)
国民娯楽   (囲碁、将棋、、)

重要なところは、メディア芸術である。映画、漫画などを、法律で文化芸術と位置づけしたこと。

で、目的はなにか?
振興基本法の前文を読めばいいのだが、長い!!最初の一文
(文化芸術を創造し,享受し,文化的な環境の中で生きる喜びを見出すことは,人々の変わらない願いである。また,文化芸術は,人々の創造性をはぐくみ,その表現力を高めるとともに,人々の心のつながりや相互に理解し尊重し合う土壌を提供し,多様性を受け入れることができる心豊かな社会を形成するものであり、、、、、、)

と、このように続くのだが、前文の「土壌を提供、、、社会を形成、、」これがキーワードであり、地域文化施設が映像文化の発信をする上で、忘れてはいけないことだと思う。

この考えは、コミュニティシネマという考え方に繋がる。
2年前に、映像文化の発信を考えた時、映画祭とシネマクラブをセットで開催した。今年の福井映画祭に応募された作品を、シネマクラブで上映したり、映画祭を1日と限定せずに、期間を問わず、日常的に開催したりすることで、商業映画以外の映画に触れる機会を多く作っていく!!

「多様性を受け入れることが出来る土壌形成は、一日にして成らず。」

まずは、イベントとしての「福井映画祭」は、そのプロローグである。